夢日記

24/5/2016 空が青いのは、とりあえず疑う

大事な人に電話をかけていた。受話器の側で僕の唾液が絶え間無く波打っている。何もない草原に電話が1つ。そして、青いシーツがある。スカイブルーとコバルトブルーを組み合わせたシーツと青と白の合間から注ぐ熱線を巻き添えにしているAがいる。青と白と光…

父ちゃん、何かハウってる

「もしもし、どうしたの?」「ん?いや、元気でやってるかと思ってな」トゥルリトゥルトゥル……「僕は元気だよ。そっちは?」ギィーピィーーー「俺は元気だ」トゥルゥ、ピィー、トゥーントゥルルルーピィー「父ちゃん!何かハウってる!というか、ギターの音…

12/11/2015 それは真実に近いものだった

目覚めたのは昼過ぎだった。誰かを愛さないと不幸になってしまうから、ただ、其処で目にした人を愛そうとする夢を見た。 偶然にも彼女には愛する人が居なかった。または、好意が育まれている存在はいたかもしれないが、愛するには至らなかった。 だから、僕…

17/4/2015 水槽の縁

僕達は丸一日をかけて泳ぎ続ける事にした。 泳ぎ続けるという言い方は少し間違っている。 泳ぎ続ける事が出来る場所に居続けることにした。 彼女のお気に入りの水槽は、どの水槽よりも深かった。 水槽の大きさは3番目くらい。 どの水槽よりも水の色が淡かっ…

8/3/2015 ラザーニャ・エンドレス

夢の中で夢の布団に潜り込んだり、夢で夢を見ようとする場合、僕にとってのそれは幸せな事が多い。夢のベッドシーンには、一人でいるという場合が少ないからだ。だからって、誰かと愛し合っている(つまりはそういうことだ)という機会は少ない。僕は先に眠り…

1/3/2015 その雨が、面倒くさがりなおかげで

目覚めるまで、2人には傘なんて必要なかった。 雨は僕達の様子を窺っていた。 面倒くさがりな雨のおかげで、僕達は濡れる心配がなかった。 地面が濡れ、黒い木々が騒つく度に大きくて丸い水が落ちていく。 でも、ハッキリとはそれが見えない。 もう辺りは暗…

Mの話

正直なところ、僕自身も彼女について理解している事は少ない。 彼女は頑なで恐ろしいほどの見栄っ張りだった。 だから、僕の前で愉快にしている姿しかあまり記憶がない。 精神が強い人だった。 また綺麗な人でもあり、良い人でもあった。 人にもよく騙された…