LobLoy’s diary

現実日記・妄想日記・夢日記

現実日記

バルビゾン

「大切な人を囲う必要があるのだと思うんです」 彼女は黄金色の液体が満ちたグラスをカウンターテーブルの端へ退かし、両の手で大切な者達を示した。 「つまりですね、ここからここまでが関わり合いを持ち続けていたい範囲だとします」 シュッ、シュッ。テー…

白い場所にて

北海道の大地に足跡を残してきました。酷く冷たい風に触れ、金星が満ち欠けをしていた事を知り、肉牛の美味さと油の優しさを覚え、北の地の女性が美しいことに加えて、とりあえず酒屋で簡単にイチローズモルトを買えるわけですから、 それは良い時間の流れで…

limbo drummer rum

limbo drummerrum 数年前、僕は初めてラムの世界に触れた。 このお酒の世界も面白そうだなと感じた時、口にしたのはlimbo drummerだった。 当時はお土産品程度の物だったと思われる外装。けれど、時を経てその味は変化に富んだようで、甘みと香りが上品さま…

デコリ

『デコリ、お願いします』 「ちゃんと覚えているね」 BARでカクテルを楽しんでいる際に、デコリと言うのが好きです。ダイキリが好きだからお願いするのだけど。 海外のBARを訪れた際、ダイキリを注文する時にはデコリと発音するそうです。ダイキリでは伝わら…

欲しいものリスト

もこもこした部屋着もこもこしたスリッパ高級ベッドHINE antique xoその他酒類もろもろパスケース名刺入れ健康な身体家ビジネスバッグちゃんとしたスーツ老後も安心できるくらいの貯金英語力テレビ あればいいくらい。パソコン あればいいくらい。スティーリ…

僕のウサギちゃん

大切なものは無くして初めて気付くこともありますが、無くなった時に感謝の気持ちを込めて見送るだけの日もあります。 その対象が、人間では無いというだけで幸いです。 お疲れ様、僕のウサギちゃん

その日の合言葉

気がついた時には、いつのまにか自分の手元に通帳が必要か否かを問われる時代になっている。嫌気がさす程寒さと、瞼が重くて仕方のない暑さが1年中煩い銀行の待合席にいた。 預金口座の開設は、待合席でコーヒーメーカーがあれば文句はないのに。適当に絵本…

移り住むことにしたので

ROCK畑の住人から転出して、JAZZ畑へ参ろうと考え始めてる今日この頃、 好きなアルバム、ありますか? (ブルノート、フュージョン、現代JAZZまで) 追記 Jhonny Hammond Smith Snarky Puppy - Quarter MasterPink Martini

眠ったかいち

「手紙を書くことなんて、しばらくないな」と宛名もない額縁の絵葉書を覗きながら思った。 数年前まで僕は手紙をよく書いた。理由は様々だったけれど、毎月数枚の便箋が誰かの手元へ渡った。 いつからなのかはわからない。いつのまにか僕の便箋の束は眠り始…

ちびちびと。

素朴な疑問なのだけど、「カッコイイとは何?」なのか。 昔からちゃんと考えた事も無いし、言われる事もあまり無いから野放しにしていたけれど、ふと気になった。 数日前からいただき物のブランデーをちびちび飲み始めた。ウイスキーなら一日中でも飲めるけ…

選択と後悔

窓枠の隅を眺めていたら、知らない女の人が来た。「これがちょうどいいの」と彼女が言う。僕は彼女が窓の隅に黒いパイプを伸ばし、集った塵を蹴散らす姿に惚れ惚れしている。窓枠の隅の先にはベランダが有り、ベランダに出ようとしたけれど、熱気の招きに辟…

本を読む時間が無い。毎日が忙しくてもかまわないけど、1日の合間に訪れた経験も良いけれど、此処とは違う世界の話も知りたいな。

618

僕はメモをとる。仕事に際しても、個人的な事についても。明日、忘れてしまう様な事なら、それはそういう事だと思うから書かない。次の日に忘れてしまう音楽は、そういうものだから。 雨の日に、待合室の中で僕は何もしなかった。受付番号が呼ばれるまでに、…

oNEDAy

不運が続いている。悪い気を吸ってもらい、ほんの少し幸運を貸してもらう。また返しに来れる様に。

カメレオンの散歩

「最近、血が足りてないな」と思う時がある。血が流れないと僕の身体は言う事をきかないだろうと考える。この理由付けはわからないけれど、とりあえず肉を大量に摂取する。というわけで自宅から井の頭公園を散策し肉を喰らいに出掛けたわけです。僕の好きな…

何かを創ろうとして、栄えずに消え去った。夕刻まで少し時間がある。僕は街を歩く事にした。ちらほらと店々の灯に隠れて人陰が見える。街と人はいつからか仲良くなってしまった。その2つの時間はずっと前から止まったままでいる。

4月15日

音が無い。雑多な夜も静かになる。

装飾音

3匹とも、装飾音

濡れた髪のまま

おやすみなさい

にゃん髑髏

大胆な構図や際立った着想よりも、どうして人に影を施さないのか、作中の人間が纏う着物の柄が大きな動きの中でも乱れないのか、絵が絵であるということ、一枚の薄っぺらい紙に描かれた平面の世界であることを純粋に認めた様子に心惹かれていたのであります。

1日の綴り方

手記を綴るのを日課にしようと決めたのは、随分前のことだ。それから10年が経った。しかし、これと言って書く事がない。自前の手記に一文を載せ、一枚のページに僕の1週間が記録されている。「おやすみなさい」とか「何もない」とか書く事さえも貴重に思…

Kの場合

「私ね、シャンパンの下から上がってくる泡を見ているのが好きなの」泡付きの黄金色した液体がある日には、Kの言葉を思い出す。あれから飲み物を口へ運ぶ女性の手を眺めるのが多くなった。僕の内側では、今ここにある手は出てこない。異常に細い指を従えて、…

尺度

優しさを売りにして、人から同情を買うように仕向ける人より、冷たい人間の方を私は信用する。ーMー

悪の化身

冷たい人間という意味合いについて考える事が多い日々の中で、答えを導こうとはしなかった。それは故意に解を求めず、内省的な過去の事柄に起因するものだと決め付けて、幾つかの回想に耽って終いになったからだ。数日前、冷たい人間についてMに諭され、僕は…

私はインディオではなかったのである

インディオであった(となった)クレジオの1つ1つの扇動的な言葉に感化され、風邪の悪魔を儀式、呪術、芸術の中で払拭しようと試みた結果、意味もなく涙が溢れている。悪化した。

END

午前6時の渋谷は静かなもので、疲れきった亡霊のようなものがちらほら見える。おかしいくらいに空が青い。青い空気が僕を散歩に誘っている気がした。渋谷から吉祥寺まで歩くことにする。 2時間くらいの距離だ。井の頭線沿いで進むと時間が掛かるので、目黒…

Oの場合

『グルゥ……俺はお前らが憎い。お前らの所為で俺はこうして沢山の人間を殺したんだ。今さらどうもできやしないのさ』ドラゴンは僕にそう言った。大きな翼を持ち黒々とした硬い皮膚に覆われたドラゴン。瞳は真っ赤な色をしている。その眼は泣いている様にも見…

Aの場合

3階建てのカフェの喫煙席。コーヒーカップにスプーンを当てて、無闇に音を鳴らしている男がいる。僕のことだ。その向かいで僕とスプーンを無視して、何かを喋っている女がAである。Aがうるさいからやめろと言うので、とりあえずスプーンを手から離した。途…

Sの場合

「また崩れてしまったか。交互に呑むのはやめて、カードで決めよう」「悔しいですね。これで間違いないと思うのですが、上手くいかないな」「慌てなくてもいいじゃないか。残念だけど、脳みそを作るには良い夜だ」数年前に僕が通っていたBARの話だ。バーテン…

Aquarium

水の中

映画堕落

家に引きこもって、ひたすら映画を見続けるというのを昨日から始めたので、列挙。どんどん行こうか。3人のエンジェルナイロビの蜂ナイト・ウォッチデイ・ウォッチ女子ーズ俺はまだ本気出してないだけスイートプールサイド変態小説家ウォーム・ボディーズハ…

BeeF

BeeF

Merry Christmas

Merry Christmas

Black and white and red

黒と白と赤

North

北の地でプリンスを聴くと言葉に出来ないので、とりあえず何もない世界をお届けします。

kite

菌類の時間

1000 → 8000

命の匂い

純粋な命の匂いがあるThere is the smell of pure lifeCó mùi của cuộc sống trong sạch

そんな1日

虹を見ていた。ずっと見ていた。夜に灯を見ていた。ずっと見ていた。そんな1日。

memo-m

musicjames sextonjames blakemark guilianachris dave

神様を手懐けようとした

愛知県の知多半島でフラフラしていた。何となく珍しそうなものはないかと探していたら、赤レンガの建物が国道沿いから見えた。半田市の赤レンガ。過去にそこはビールの製造所だったそうで、中に入ると常設展によりその製造所の歴史と製造されていたカブトビ…

I love you

ベトナム語で「I love you」ちゃんと覚えたよ

可愛いは、強い

仕事が午前中に片付いたので、しゃちほこを盗む気合を左胸に抱え、名古屋城を散策することにした。天守閣を目指して歩いていると、途中に本丸御殿の入り口に辿り着く。「もうすぐ閉館で見れなくなりますよー。どうぞ、見て行ってくださいな」とお姉さんに誘…

こっちと分かり合うのは上手なんだけど

「ロブロイ君は、本当に人を好きになったことはあるかい?」「きっと一度だけ。それ以外は本当だったのかどうか、今となってはわかりません」「君は変な子だね。自分の良いところを会話の中でもっと出していけば良いのに。お酒のことも詳しそうなのに一度も…

Aさん、ご出身はこの銀河ではありませんよね?

『ねぇ、ロブロイさん』とAさんが静かに僕の名前を口から溢した。その声音が何かの疑問符を添えようとしているのに気付いて、僕は返事の代わりに「どうしました?」と聞き返した。『どうして人間だけが言葉を使うと思いますか』「へ?」僕の予想した疑問符と…

最後まで生きている人間は居なかった

サバイバルゲームには、様々なゲームの種類があるようだ。8人の未経験者は、モデルガンをとりあえず使いたかったので、簡潔なゲームを求めた。ゲームは2つ。完全に相手を殲滅して勝敗を競うゲームと、相手陣地にあるフラッグを手に入れるゲーム。僕達は、…

白いライター

「そのライターの色見た事ないよ。日本で買ったの?」「あ、これはオーストラリアから持って来ました。珍しいですか?向こうではよく売っていますよ。お祝いの席ではキャンドルに火を灯すのを見立てて、白いライターを使うんです」 「そうなんだ。えーいいな…

真剣に考えている

ホテルでエアコンの室温を25度に。これで寒くないと思って寝たら風邪をひいた。どうして部屋はあんなに暖かくしておいたのに風邪をひいたのか?浴衣も着ていたし。布団も掛かっていたし。ふーむ。謎。どうして?もう今朝からずっと考えてる。ふむ。ほあい…

貴女を見た気がした

誰も居なくなった。そのあと、1人の女の子が涙を流した。彼女は一滴の涙を頬に添わせてから、笑った。賢くて気丈な彼女は誰かに似ていると思った。久々に肺に痛みが宿る。僕は彼女が誰なのか、探すのをやめる。そんなことより、彼女が笑って居られる方法を…

さようならは、26回

「……あ!あれ!」『いや、到着の便ですね』「あ、そっか」(10分後)「……あ!あれは!?」『ロブロイさん、あれも到着便ですよ。もう30分も待っていますが一機も飛んだのを見てません』「んー……あ、もしかして離陸の滑走路ってここじゃないのかな」仕事…