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LobLoy’s diary

現実日記・妄想日記・夢日記

彼女について知っているいくつかの

正直なところ、僕自身も彼女について理解している事は少ない。彼女は頑なで恐ろしいほどの見栄っ張りだった。だから、僕の前で愉快にしている姿しかあまり記憶がない。精神が強い人だった。また綺麗な人でもあり、良い人でもあった。人にもよく騙された。けれど、僕には全く何も話さなかった。本人は、あんまり気にしていなかったのかもしれない。僕が言うのも何だが、確かに変り者だった。もちろん、良いところばかりではない。大きな闇もあった。2年半程、僕の少年期にそれはだいぶ応えたが、まぁそれは置いておく。それを引っくるめて今では愛情を込めて回想に耽るのだから。

で、恐ろしい見栄っ張りの変り者女について昔話をされる。賑やかな人だったという事や、掴み所がなく、何を考えてるかわからない女で、足が早かったと繰り返される。おかしな人だと思う話が多いから、結局は変な人なわけだ。
彼女の姉は「猫みたいな女だった」と言った。
彼女の弟は「あれ以上の変り者はいない」と言った。
続けて、「黙ってさえいれば、本当にいい女なんだけどな」と言う。
みんな笑って納得した。
そういう人だから、あなたはあっちでも賑やかにやってるだろう。

最近、僕の夢によく来るけど、傍で見守っているとかで良いはずだ。しっかりしてない僕も悪いか。僕は、案外それなりに楽しくやってるよ。そんなに心配しなくて良い。賑やかな夢は、目覚めると少し悲しくなる。


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