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LobLoy’s diary

現実日記・妄想日記・夢日記

田中。許すまじ

僕が思うに、都内から実家へ向かうこの3時間あまりを上手に使うと、素敵な文章が書けるのではないだろうか。


とか、書いてみたくなる。

だって、この時点で乗り換える予定だった永田町を過ぎてしまい、有楽町線を諦め、大手町でなぜか降りてしまい、東西線までの途方も無い距離を歩く羽目になったから。
とりあえず、何かしらの理由付けをしたくなった。

理由付けで思ったのだけど、手記を僕以外の人が読むというのは、不思議なものだと思う。私的な話やら言葉を綴るだけのそれを誰かに読んでもらうとは、あまり考えていなかったからだ。
でも、こうして人の眼に触れる事になると、文章はそれまでの手記とは、異なる。

「僕だけが分かればいい」、という黒いノートに書く場合、こんな話は、きっと20文字くらいで終わってしまう。だから、時々、過去の僕を見返すと、「彼は何が言いたかったのか?」となる。

先日、職場の2こ下で、ミカンみたいな顔した後輩の田中と僕の間に、または僕だけに、事件があった。

1日で、田中に3回も足を踏まれたのだ。

彼が謝ったのは、始めの一回目だけだった。
もしかしたら、彼は残りの2回に気が付かなかったのかもしれない。または、僕の靴の先端に、僕の指が居ない事を彼は悟っていたか、あとは、先輩を(ぼくのみを)敬う心がないか、純粋に僕が嫌いかだ。

もし田中が、僕を嫌いなら、

闘う気はない。
こわいから。
怒鳴られたりすると嫌だから。

となると問題は、どっちが上かを一応、念の為、田中さんに、お知らせする必要があるかもしれないし、ないかもしれないというところなわけだが、先輩の指導としては、彼が僕の足を踏み抜く瞬間に、この無駄に動く、椅子のキャスターの位置を事前に把握しておき、僕が痛くないようぶつけずに、右足を左へシフト、甘噛み的な優しさで、彼のでかい左足の薬指の上辺りへ置き直すべきでは?

となる。

でも、田中には3度踏まれて、4度目が来ないからどうすることも出来ない。

しかしながら、その後、僕の足を踏まない田中は、きっと別に僕のことを嫌いでもないということをうっすら感じとる。

そして、「田中は先輩である僕を敬っているかどうか」という話だけど、これは確実に、どうでも良い。僕のこと、というか「多分、あいつ2回目から踏んだの気付いてない」となる。

ちょっと、イラっとする。

だから、田中が悪いとか、悪くないとかもうどっちでもいい。

無駄に色々と考えさせた田中が、ちょっと嫌いになっただけでした。



とかって話をノートに書くとしたら、

「田中、3回も足踏みやがった。許すまじ、田中。ばーか。がるるる」だと思う。

なので、この日に何があったとか、最近はこんなことが僕の身に起きたのだと、未来の僕に伝えるには、ブログはとても良い方法だ。

それにね、僕は妄想ばかりする人間だから、妄想なのかどうかって、ちゃんとカテゴリーが分かれていれば、混乱しなくて済む。

「田中。がるるる」だけだと迷うかもしれない。
でも、こうやって文章にすることで、誰かに伝えながら、僕自身にも、正しく情報を伝え直してくれる。僕が手記をブログ化した理由付けってきっとこういう事だな、と思う。

黒いノートだけだったら

現実に存在しない後輩の田中について「そんな奴いたかな?」って、きっと記憶を混同してしまうだろうしね。

こっちの世界に、田中なんていないのだから。



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