13/3/2015 愛が鳴っている

青い僕は理由も無く唐突に手紙を贈ることがあった。
 
今でも変わらないのだけど。
 

つい先日、僕が大学生の頃に書いていた日記を数冊見つけた。

 
何となくパラパラと日記をめくっていたら、4枚の便箋が小さく鳴いた。
 
僕が当時の恋人に送った手紙の複写。
 
手紙は考えもなく書き始める。
 
複写の理由は、自分でも書いたことを憶えていないのが珍しくなくて、そこには僕の気持ちしかないのだけど、僕の気持ちがまるで籠っていないと時々疑われないように。
 
または手紙に書いた夢の話を後で日記に書き留めるため。
 
彼女に贈ったその手紙は6枚だったけれど、最後の2枚は居なかった。
 
僕の好きな音楽や、僕が見た夢の話が4枚。
 
残りの2枚は、彼女に向けての僕の気持ちが書かれていた。
 
確かに最後の2枚はここに無くて当然だ。
 
彼女だけが知れば良いことなのだから。
 
君に伝えても仕方ないことだけど
 
僕はまだ青いから
 
書いた言葉の一つ一つを忘れっこないって
 
きっとそれはしばらく変われないと思うよ。
 
 
 
 
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