LobLoy’s diary

現実日記・妄想日記・夢日記

新地域猫補完計画


「おい待て。その残ったものをこの中に集めろ」

「へ?集めてどうするの?」

家で夕食の片付けをしていたら、父ちゃんに残飯を集めるように言われた。

「これ、どうするのさ?」

「ん?やろうと思ってな。栄養失調の猫がいるんだよ。外に。小さくてな。この辺りはみんな餌をやらねーからよ。かわいそうだからお盆くらいはな」


ここ数年、実家の地区では野良猫が増えすぎてしまった為に、地域一帯で野良猫を減らす運動中とのことだ。地域猫なんて言い方もあるだろうけれど、港町に地域猫は余りある。市政が野良猫達の母親を捕まえて、残された小さな猫達はエサもないので、生きていけなくなってしまったらしい。ほとんど猫を見掛けないなあとは思ったけれど。

父ちゃんはまだ生き残っているネコに餌を時々あげてるとのこと。


父ちゃーーーーーん!!!!

息子は感動した。
父ちゃん、そんな優しかったんだな。


「でも野良だろ?来るのか?こんな時間に」

「そこらへんにいるからな。外出たら大体くる」

(お盆関係ねーだろう。いつもエサやってるな。野良が増えてるのって、父ちゃんの所為じゃないよな?)

「お、いた。ねこー、ねこー」

「おお!そこにい、は?」

(父ちゃん、大丈夫。もうデカいよ)


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P.S
ちなみに、名前は『ねこ』

「栄養失調には見えねーな」って言ったら「こいつじゃねーからな」って言われたから、確実に色んなヤツにエサやってる。もう1匹のガリガリは『栄養失調』って名前だそうだ。

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(野良猫の増加は父ちゃんの所為だと思うよ)