LobLoy’s diary

現実日記・妄想日記・夢日記

ある日の断片


ロウソクの火が灯っていた。右手を近づけると熱を感じた。その赤いのは不思議と気持ちを落ち着かせてくれる。

「家で、ずっとそうしていられるでしょう?」

「うん。いられる」

「君は変わってるね」

最近、変わっているという言葉をスプリット気味に放られる。誰と見比べているのかわからないし、誰かと変わっているのは当たり前なはずだ。僕は誰かについて、他の人と変わっていると思う事はあまりない。みんな同じ事なんて始めから無いのだから、わざわざ言葉を放る必要もないと思ってしまう。

「ぶっ飛んでるね」

「そうなのかな。それでもかまわないよ」

世界のどこかで言われたら少しは気になるかもしれない。この国の中で変わってるなんて、ほとんど気にもならないけれど。

「僕は犬を食べるのが好きだよ」

「え?」

「犬を食べないの?」

「食べない。食べたくない」

「そう」

僕の1日の断片。削ぎ落として見た小さな断片。



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