LobLoy’s diary

現実日記・妄想日記・夢日記

7枚目は、ポケットに


ブログと手記には勿論、隔たりがある。

内省的な文章の羅列を記した僕のノートと、語りかけている存在が僕自身で無くなることのあるブログ、それは全く同じ手記ではない。

それは化粧をする様なもの。

または、リストランテにわざわざパリッとしたシャツを着るのに似ている。

どっかしら繕っている。

何処かで口にしたお酒の話もそうだ。

僕のメモには、端的に「僕はカードを渡さなかった」とだけ記されている。

利点は、詳細と軌跡が仮想空間に載っかるおかげで後々、振り返るのに役に立つこと。

それが必要かはわからない。

必要はないかもしれないけれど。

最近、本当の手記に近づいている。

誰かに聞いてもらいたいわけでもない言葉が並んでいる。

僕の手記は誰かの為に書いているわけではないから、そこには高尚な意味合いも、(聞き手への)想いの欠片もない。

仮定の世界にだけでも、想い人が欲しいなと思う。そんな話をしたい。

化粧をして、その時々のドレスを選ぶということを。

または、普段は着ないパーティースーツの為だけにループタイとカフスをもう目の前に並べるように。

それが必要かは、まだわからない。


P.S

あるパーティーで、ゲームをした。

トランプが一人に一枚配られた。

美しいと感じた異性に自分のトランプを差出すルールで。

君は僕の知らぬ間に6枚のカードを持っていた。

あの時、僕と友人だけが、

パートナーを連れてパーティーに出席した。

君はあと1枚で、船の上にいるはずだった。

でも、僕は君にカードを渡さなかった。

船の上くらい、いつでも連れていけると思った。

それに、君が僕の選んだドレスを着ていなかったからだ。

あのドレスなら、船の上にいたかもしれない。

君に借りた金色のネズミのブローチと

7枚目のカードが

あの時のジャケットにまだ居たよ。




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