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LobLoy’s diary

現実日記・妄想日記・夢日記

最後まで生きている人間は居なかった

現実日記

サバイバルゲームには、様々なゲームの種類があるようだ。

8人の未経験者は、モデルガンをとりあえず使いたかったので、簡潔なゲームを求めた。

ゲームは2つ。
完全に相手を殲滅して勝敗を競うゲームと、相手陣地にあるフラッグを手に入れるゲーム。
僕達は、ゲームを三時間、延々と繰り返した。

始めは22発のハンドガンでゲームをした。
途中から電動ガンでオート式のライフルへと変更。子供用のBB弾にはヒットの際にも強い痛みはない。顔を保護するマスクを絶対に外さなければ、大きな怪我もしないので、それだけを注意した。

ゲームの展開の中で、僕は暗い裏道となっているエリアが好みだった。ひっそりと道に寝そべって影にまみれて裏道へ入った人間を撃つ。しばらくの間、仄かに揺らぐ人の影ばかりを目で追った。

その通路のエリアとは反対側で銃撃戦が起こる。乱発された銃声が、聞こえる。
裏道の配員は、本拠地を守るべく、もう向こうのエリアへ移ったはずだ。

僕は裏道で起き上がり、歩を進める。裏道の終点には扉がある。扉の先には敵陣のフラッグが待っている。
もし、別エリアの銃撃戦がカモフラージュであればフラッグを守る敵が何人もいることになる。扉に開けた時点で僕は蜂の巣にされてしまう。味方の陣営は兵が減るため、形勢は不利にも展開してしまう。そんなことを考えながらフラッグを取ろうと扉から出て行く。

黄色い旗を2回奪った。

フラッグを得るのに成功するのはとても爽快で、敵が殲滅する前に勝敗が決するところも好きだった。命を落す者も少ない。あっという間に過ぎた3時間に、サバイバルゲームは結構楽しめる遊びだと感心する。

しかし、考えさせられることも多い。
僕は三時間のゲームで8回は命を落とした。
僕は何人も頭や身体を撃って、敵を葬ったけれど、その間に8回も生まれ変わっている。この銃が本当に生死の采配を司る道具であれば、相手のみならずとも僕自身も三時間で命を落としてしまうということだ。

三時間の中で
最後まで生きている人間は1人もいなかった。
ゲームで分かること。
僕にはゲームしか出来ない。





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