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LobLoy’s diary

現実日記・妄想日記・夢日記

1日の綴り方

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手記を綴るのを日課にしようと決めたのは、随分前のことだ。それから10年が経った。しかし、これと言って書く事がない。自前の手記に一文を載せ、一枚のページに僕の1週間が記録されている。

「おやすみなさい」とか「何もない」とか書く事さえも貴重に思えていたのは大昔のこと。やめてしまったのは誰の所為でもない。特に理由もわからないままで、気が付くと僕の何かは鈍化していた。

不思議なものだ。僕の1日は穏やかに過ぎている。仕事に費やす時間は刻々と長くなっても、僕にはコーヒーを飲む余暇が毎日ある。ゆっくりとコーヒーを飲んでから、もう一度ベッドに潜り込む。カーテンも開かない。きっと直ぐに起き上がるはずだ。ほんの少しそれが遅くなっても。1985年生まれの人間の大半と同じ様に、僕にも当たり前のこと。仕事に行くのだなと、うつ伏せの身体は今日について考える。それが秘密めいた事の様に思うと、仰向けの傍に僕は告白する。

僕は僕に訊ねることが減ったんだ。





P.S.フラニーとゾーイが浴槽で水浸しになった。